女性のためのがん検査
子宮がんや卵巣がんは、初期の段階では自覚症状がほとんどないことが多く、月経不順や不正出血などの症状が出た時には進行しているケースもあります。とくに骨盤の届にあるため、定期的に専門的な検査を受けることが早期発見・早期対応につながります。
子宮がん・卵巣がんとは?
子宮がんは「子宮頸がん」と「子宮体がん」に分かれ、特に子宮頸がんは若い世代でも発症します。HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が主な原因とされています。子宮体がんは更年期以降に増加傾向があり、女性ホルモンの影響が関係しています。卵巣がんは自覚症状が出にくいことが特徴で、進行すると腹部膜満感や痛み、頻尿などの症状が現れることがあります。いずれも初期は自覚症状が乏しいため、定期的な評価が大切です。
※国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)
当院の「子宮・卵巣がん検査」の特長
①完全画像診断(MRI)での検査
MRIで骨盤内の子宮・卵巣を含む領域を撮影し、がんや病変の有無を確認します。
被ばくがなく、身体への負担が少ない検査です(X線被ばくはありません)。
②内診や痛みの少ない検査
検査は横になってMRI画像を撮るだけなので、内診台での検査が苦手な方でも安心して受けていただけます。
③がんだけでなく他の病変もチェック
子宮筋腺や子宮内膜症など、婦人科でよくみられる疾患の兆候も同時に確認できます。
安心のフォロー体制
もし精密検査が必要な所見があれば、検査後も安心して次のステップへ進める体制を整えています。
- 必要に応じて専門医療機関へのご紹介
- 定期的な経過観察のご案内
検査画像は放射線診断専門医の読影後、医師が丁寧に結果をご説明します。
こんな方におすすめ
- 痛みや不正出血はないが定期的にチェックしたい方
- 子宮・卵巣の疾患が心配な方
- 婦人科検診をより詳しく受けたい方
- 既存疾患の状態を詳しく確認したい方
- 妊娠前に骨盤内の状態を把握しておきたい方
- 超音波検査だけでは評価が十分でない場合
日々の健やかな生活のため、症状の有無に関わらず定期的な検査をおすすめします。
注意点と検査前の準備
- 検査前 4時間 は飲食禁止
- 内服薬は主治医の指示に従ってください
※検査内容により制限・注意事項が異なることがあります。
費用について
後日説明 34,600円(税込み)
※結果を郵送のみでご希望の場合もお受けできます。
※料金は変更となる場合があります。詳しくはお問い合わせください。
ご予約
予約受付は、お電話でのみとなっております。
TEL:03-3701-3351
よくあるご質問(Q&A)
Q1. なぜ子宮や卵巣の検査にMRIが適しているのですか?
A. MRIは骨盤内の深い場所にある臓器を、ミリ単位の薄さで画像化できるためです。子宮頸がん・体がんの広がりや、卵巣の脹れが「良性」か「悪性」かを判断する能力が非常に高く、超音波検査では見えにくい小さな病変の発見にも優れています。
Q2. CT検査とは何が違うのですか?
A. 最大の違いは「放射線被ばくがない」ことと「軟部組織(臓器の質感)の描写力」です。子宮や卵巣のような筋肉・粘膜でできた臓器は、CTよりもMRIの方がはるかに鮮明に映し出すことができ、がんの早期発見に適しています。
Q3. 生理中でもMRI検査は受けられますか?
A. 検査自体は可能ですが、経血の影響で子宮内膜の状態が正確に評価しにくくなる場合があります。可能であれば、生理期間を避けて予約していただくのが最も理想的です。
Q4. 閉所恐怖症なのですが、受診できますか?
A. 狭いところが苦手な方は、事前にお申し出ください。目の上にタオルを置いたり、スタッフがこまめにお声がけしたりするなどの対応が可能です。どうしても不安な場合は、安定剤の処方についてご相談いただくこともできます。
Q5. 検査結果で何かわかった場合、その後の流れはどうなりますか?
A. 画像診断専門の医師が読影を行い、異常が見つかった場合は専門の外来(婦人科)へスムーズにご案内いたします。MRIの画像データは非常に情報量が多いため、紹介先の病院でも重要な診断資料として役立ちます。
定期検査として
子宮がんや卵巣がんは自覚症状のない段階で進行することが少なくありません。MRIドックは一般の婦人科検診を補完する検査として、症状がない方でも骨盤内の状態を理解するための有力な選択肢です。病気の早期発見・早期治療につなげるためにも、定期的な評価をおすすめします。