メディカルチェックと運動処方
高齢期の運動前のメディカルチェックのススメ
スポーツ・運動は身体機能のみならず精神機能も含めて多面的な効果を発揮する一方で、リスクを伴うことに注意が必要です。
こんなリスクに注意
- 心臓疾患を持つ方の運動中の急死
- 脳血管疾患、内分泌異常、腎疾患、肝疾患をもつ方の持病の悪化
そのためスポーツを始める前には、メディカルチェックをお勧めします。
メディカルチェック内容(保険診療の対象です)
- 医学的検査
問診・診察・血圧測定・血液検査・尿検査・身体計測・心電図・胸部レントゲン検査 - 高齢期の整形疾患の検査
(関節の運動性や可動性、痛みの有無、筋力低下や筋萎縮など) - 必要があれば、MRI検査も追加します。
- 心臓疾患が疑われる場合は、当ビル3階のたかはし内科クリニック自由が丘での精査も紹介します。
運動の処方
メディカルチェックの結果によって以下を相談しながら決めていきます。
- 運動自体を行ってもよいか
- 適した運動の種類
- 負荷や強度
- 時間や頻度を相談します。
運動時に注意すべき点、予測されるリスク(リスクが発生した場合の対処法なども事前に確認します。)
1年に1回はメディカルチェックを受けて身体の状態を把握し、必要に応じて運動プログラムの見直しを行い、楽しくも安全にスポーツ・運動を継続していきましょう。
スポーツ脳ドック
ラグビーなどのコンタクトスポーツをされている方は要チェック!
- 脳振盪後の競技復帰について悩んでいる方
- シーズン前のメディカルチェックを受けたい方
スポーツ脳ドックとは
スポーツにより繰り返される脳振盪は将来の脳における異常が発見される場合がありますので定期的にMRI検査、医師の診察、公認心理師による認知機能検査を受けることをお勧めいたします。
※脳振盪とは、頭をぶつけたり強い衝撃が加わったりしたあとに、脳の機能が障害された状態です。意識を失うこともありますが、それ以外にも頭痛、吐き気、めまい、ふらつき、ぼやけて見える、集中できない、など様々な身体的・精神的な不調をきたすことがあります。
内容
脳神経内科・脳神経外科の診察を受けた後、公認心理師による心理検査、MRI検査を行います。
患者さんの状況に応じて、リハビリテーションのご案内をさせていただきます。
ご利用の流れ
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1.ご予約
インターネットまたはお電話でご予約ください。
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2.受付
コンタクトスポーツ問診票とMRI用問診票をご記入いただきます。
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3.医師による問診
症状、お悩みをお伺いいたします。
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4.神経心理検査(公認心理師)
脳機能の確認を行います。SCAT5の測定を行います
(※脳振盪を適切に 評価する」ために使用される標準化されたツールです) -
5.MRI検査
MRI検査を実施いたします。撮影時間は20~30分程度となります。
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6.お会計・次回ご予約
脳神経外科医から検査の結果説明があります。必ず2週間以降で次回のご予約をお取りください。
料金
23,000円
※一部保険診療の対象となる場合があります。お問い合わせくださいませ。
注意事項
※リンクをご覧ください。