脊椎脊髄専門医による専門的評価
首や肩の慢性的な痛み、手指のしびれ、力の入りにくさ、めまい。 こうした症状は「肩こり」や「加齢」と思われがちですが、頚椎や脊髄・神経の圧迫が原因となっていることがあります。
ふくろうクリニック自由が丘では、脊椎脊髄外科専門医が結果説明を担当する首ドックを実施しています。 MRIによる精密画像評価と専門医の診察を組み合わせ、現在の状態だけでなく、将来的な進行リスクも含めて総合的に評価します。
頚椎評価について ― 検査内容の違いをご存じですか?
近年、脳ドックの一部プランにおいて、頚椎のT2強調矢状断(T2WI sagittal)が含まれていることがあります。この撮影は、脊髄の大きな異常の有無を確認する目的では有用です。
しかし、頚椎疾患を専門的に診断・評価するためには、それだけでは十分とはいえません。
頚椎疾患の診断では、次のような多角的評価が重要です。
- 横断像(axial)による神経根圧迫の評価
- 椎間板の突出方向や左右差の確認
- 脊柱管狭窄の程度評価
- 靱帯骨化(OPLL)など微細変化の確認
- 症状と画像所見の整合性判断
矢状断単独の評価では、手指のしびれや片側の脱力など、神経根症状の原因を十分に特定できない場合があります。
「撮影している」ことと「診断できる」ことは同義ではありません。目的に応じた撮像と専門分化的な判断があってこそ、意味のある評価になります。
首ドックの特徴
① 頚椎フルシーケンスMRI撮影
頚椎(C2〜C7)を対象に、疾患評価を前提としたプロトコールで撮影します。
② 脊椎脊髄外科専門医による診察
神経学的所見を確認し、症状と画像を統合して判断します。
③ 当日医師による結果説明
検査終了後、医師より直接ご説明します。将来のリスクや生活上の注意点も含めてお伝えします。
想定される主な疾患
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 頚椎症性脊髄症
- 頚椎症性神経根症
- 頚椎すべり症
- 頚椎後縦靱帯骨化症(OPLL)
- 脊髄腫瘍
- 炎症性疾患 など
※本ドックは医学的評価を行うものであり、必要に応じて保険診療へご案内いたします。
このような方におすすめ
| 症状・状況 | チェックポイント |
|---|---|
| 首や肩の痛みが続く | マッサージで改善しない |
| 手や腕のしびれ | 指先の感覚が鈍い |
| 力が入りにくい | ボタンが留めづらい |
| デスクワーク中心 | 長時間前かがみ姿勢 |
| 過去に頚椎異常を指摘 | 経過確認をしたい |
| 無症状だが不安 | 将来リスクを知りたい |
検査の流れ
- 受付・問診票記入
- 頚椎MRI検査
- 当日結果説明
- お会計
MRI検査と専門医による診察・説明を含む総合評価プランです。
定期的な健康管理の一環としてもご活用いただけます。
費用について
後日説明 22,900円(税込み)
※料金は変更となる場合があります。詳しくはお問い合わせください。
ご予約
予約受付は、お電話でのみとなっております。
TEL:03-3701-3351
よくある質問
Q1. レントゲン検査とMRI検査は何が違うのですか?
A. レントゲンは主に「骨」の並びや変形を確認しますが、MRIは「神経(脊髄)」や「椎間板」の状態を詳しく描き出します。手のしびれや痛みの原因が、神経の圧迫によるものかどうかを正確に診断するにはMRIが不可欠です。
Q2. どのような症状がある場合に受診すべきですか?
A. 慢性の肩こりや首の痛みはもちろん、手先の細かい作業がしにくい(ボタンが留めにくいなど)、腕や手にしびれがある、歩行時にふらつくといった症状がある方は、頸椎疾患の可能性があるため受診をお勧めします。
Q3. 検査中は動いても大丈夫ですか?
A. 非常に精密な画像を撮影するため、検査中はできるだけ動かないようにお願いしています。特に首は、唾を飲み込む動作でも画像が乱れることがあるため、リラックスして受診いただくことが大事です。
Q4. 造影剤(注射)を使用することはありますか?
A. ドック(検診)としてのスクリーニング検査では、基本的に造影剤は使用しません。より詳しく炎症や腫瘍を調べる必要があると医師が判断した場合は、高度医療機関や大学病院への紹介をご提案します。
Q5. 脳ドックに含まれる頚椎撮影との違いは何ですか?
A.目的が異なります。脳ドック付随の撮影はスクリーニング的確認であることが多く、当院の首ドックは疾患評価を前提としたフルシーケンス撮影と専門医診察を含む総合評価です。
首の違和感を「いつものこと」で終わらせないために
首は、脳と身体をつなぐ重要な通路です。早期に状態を把握することが、将来の安心につながります。
ふくろうクリニック自由が丘では、脊椎脊髄専門医の視点で、意味のある頚椎評価を行っています。
注意事項
※リンクをご覧ください。
MRI検査共通の注意事項