東京都世田谷区奥沢6丁目20-23 フォーラム自由が丘1F-A・2F-A 
東急電鉄「自由が丘」「九品仏」「奥沢」各駅より徒歩7分

TEL.03-3701-3351 FAX.03-3705-8100

脳神経内科

物忘れ外来

物忘れ外来

物忘れ外来は認知症の早期発見にとても役立ちます。認知症と診断されなかった人も、近い将来、物忘れの症状を頻発することも考えられるため、定期的に受診することが大切です。 認知症は早期発見によって適切な処置をすれば、その進行を大幅にゆるやかなものにできることが分かっています。

そのためには、家族による高齢者へのちょっとした”気づき”と、認知症対策のために設けられた医療機関の存在を知ることが重要です。

当クリニックには、認知症診療を専門にしている医師が複数在籍しています。ぜひお早目にご相談ください。
他院で既に認知症の診断を受けている方は、当クリニックで治療を続けることや、セカンドオピニオンを受けることが可能です。

うつ、せん妄、徘徊、不安などの精神症状や体や表情が硬くなる、体の動きが減る、運動がぎこちなくなる、手が震えるなどの運動症状でお困りの方もご相談ください。

こんな症状がある方は受診をおすすめします

診療の流れ

  1. 1.問診

    体調や症状、家族構成、既往歴、定期的に服用している薬の有無などについてお聞かせください。
    ご家族による客観的な見解も頂きたいので必ず付き添いをお願いいたします。

  2. 2.神経心理学検査

    知的機能、認知機能、記憶、実行機能を確認するため、より詳細なテストをおこないます。
    プライバシーが確保された静かな部屋で、公認心理師と患者による1対1でおこなわれます。所要時間は、約1時間程度とやや長丁場になります。

  3. 3.検査 画像診断(必要時)

    MRIによる脳の画像診断をおこないます。同時に、血液検査、胸部レントゲンなどの測定も必要に応じて行います。

  4. 4.診察

    以上の診断と検査結果を踏まえ、認知症または認知症の疑いのある方は、今後の治療法などについて医師から説明があります。また検査結果が不明瞭だった場合、再検査となる場合も出てきます。

  5. 5.お会計・次回ご予約

対象となる疾患

認知症診断後の支援

物忘れなどの症状により日常生活に支援が必要だと感じる場合、当院のケアマネージャーにお気軽にご相談ください。
以下の点でサポートさせていただきます。

医師とケアマネージャーのスムーズな連携(医師の診断、治療方針など)で、患者さま、ご家族のサポートを行っています。

※65歳以上の方で寝たきりや認知症などにより、介護を必要とする状態(要介護状態)になったり、家事や身じたく等、日常生活に支援が必要な状態(要支援状態)になった場合に介護保険は利用できます。
※40歳から64歳までの人は、介護保険の対象となる特定疾病により介護が必要と認定された場合は、介護サービスを受けることができます。

特定疾患

軽度認知障害の専門外来を開設

軽度認知障害MCI : Mild cognitive impairmentは、日常生活に支障を来すレベルには達しないものの、記憶障害や遂行機能障害など何らかの認知障害がある状態を指します。かねてより認知症の前段階として注目されてはいましたが、いわゆる年齢相応とは区別がつきにくく、また明確な治療方法も存在しなかったため、実際に医療機関に受診する方はほとんどいませんでした。

しかし、この度、アルツハイマー病による「軽度認知障害」及び軽度の認知症の進行抑制の効能又は効果をもつレケンビ注®(一般名:レカネマブ)の登場により、軽度認知障害の段階からアルツハイマー病かどうか(アミロイドβ蛋白の蓄積があるかどうか)を調べ、アルツハイマー病の所見が認められたら、治療薬を投与するという選択肢を私たちは得ることができました。

当院では、経験豊富な臨床心理士・公認心理師が、軽微な認知機能障害を明らかにする神経心理学的検査を行います。また、3テスラMRIにより、微小出血や白質病変を含めたやはり軽度な脳病変を明らかにすることが可能です。この地域では数少ない軽度認知障害を診断できる施設となっています。

ぜひ、以前と比べて記憶力が落ちた、意欲が落ちた、性格が変わったとお感じになる方、また下記に示したリストに心当たりがある方がいらっしゃったら、お気軽にご相談ください。

初期認知症徴候観察リスト(OLD: Observation List for early signs of Dementia )

  1. いつも日にちを忘れている(今日の日付がわからないなど)
  2. 少し前のことをしばしば忘れる
  3. 最近聞いた話を繰り返すことができない
  4. 同じことを言うことがしばしばある
  5. いつも同じ話を繰り返す
  6. 特定の単語や言葉がでてこないことがしばしばある
  7. 話の脈絡をすぐに失う(話があちこちに飛ぶなど)
  8. 質問を理解していないことが答えからわかる (質問に対する答えが的外れで、かみあわないなど)
  9. 会話を理解することがかなり困難
  10. 時間の観念がない (時間がわからないなど、午前・午後の区別がつかないなど)
  11. 話のつじつまを合わせようとする
  12. 家族に依存する様子がある(本人に質問すると家族の方を向くなど)

結果: 12 項目中、4 項目以上が該当した場合、認知症の疑いあり

ふくろう広場

ふくろう広場冊子(チラシ)

※ふくろうクリニック運営の社会参加の場のご紹介です。

パーキンソン病外来

パーキンソン病外来

パーキンソン病は脳内神経伝達物質であるドーパミンが減少する事によって発症します。高齢化社会になり、発症者が増加しています。

こんな症状がある方は受診をおすすめします

診療の流れ

  1. 1.問診

    体調や症状、家族構成、既往歴、定期的に服用している薬の有無などについてお聞かせください。
    ご家族による客観的な見解も頂きたいので必ず付き添いをお願いいたします。

  2. 2.神経心理学検査

    知的機能、認知機能、記憶、実行機能を確認するため、より詳細なテストをおこないます。
    プライバシーが確保された静かな部屋で、臨床心理士と患者による1対1でおこなわれます。所要時間は、約1時間程度とやや長丁場になります。

  3. 3.検査 画像診断(必要時)

    MRIによる脳の画像診断をおこないます。同時に、血液検査、胸部レントゲンなどの測定も必要に応じて行います。

  4. 4.診察

    以上の診断と検査結果を踏まえ、認知症または認知症の疑いのある方は、今後の治療法などについて医師から説明があります。また検査結果が不明瞭だった場合、再検査となる場合も出てきます。

  5. 5.お会計・次回ご予約

対象となる疾患

脳血管疾患外来

脳血管疾患外来

脳卒中は脳血管に障害が起きた状態の総称で脳血管障害とも呼ばれています。なお脳の血管障害とは、脳の血管が破れる(脳出血)あるいは詰まる(脳梗塞)といったことで、その発症部位の脳の機能が失われてしまう病態のことです。

こんな症状がある方は受診をおすすめします

対象となる疾患

診療の流れ

  1. 1.問診

    体調や症状、家族構成、既往歴、定期的に服用している薬の有無などについてお聞かせください。
    ご家族による客観的な見解も頂きたいので必ず付き添いをお願いいたします。

  2. 2.医師による神経学的診察

  3. 3.神経心理学的評価

    知的機能、認知機能、記憶、実行機能を確認するため、より詳細なテストをおこないます。
    プライバシーが確保された静かな部屋で、臨床心理士と患者による1対1でおこなわれます。所要時間は、約1時間程度とやや長丁場になります。

  4. 4.検査 画像診断(必要時)

    MRIによる脳の画像診断をおこないます。同時に、血液検査、胸部レントゲンなどの測定も必要に応じて行います。

  5. 5.診察

    以上の診断と検査結果を踏まえ、高次脳機能障害の診断およびその程度の評価を行います。
    治療法(リハビリテーション)などについて医師から説明があります。

  6. 6.お会計・次回ご予約

脳の損傷のため、日常生活に支障がある方へ

当クリニックは地域のクリニックでありながら、MRIの導入・広いリハビリスペースの確保・多職種の在籍という3つの特色があり、大学病院に行かなくても高次機能障害の治療・リハビリに対し十分な設備が整っております。

脳神経内科・脳神経外科の専門医師による治療と、公認心理師、リハビリ職によるリハビリテーションで患者さんの症状に耳を傾け、患者さんの機能改善・生活の質の向上を目指し、長期的に支援させていただきます。