物忘れドック
こんな方は要チェック!
- 物忘れ、探し物が増えたが、認知症とは診断されていない方
- 周囲の人から、同じ話の繰り返しやミスが増えたと言われる方
アルツハイマー病の進行を遅らせる薬剤として、新たに抗アミロイドβ抗体が発売され、当院でも投与が開始されています。このお薬は、進行した認知症をお持ちの方には効果がなく、認知症が疑われるごく早期の方や、記憶力などの認知機能に少々の低下があるものの、認知症とは言えない、生活上はそれほど困っていない状況=軽度認知障害の方にしか効果がないことが知られています。
そうなると、認知症とは言えないものの、以前よりは記憶力やそのほかの認知機能の低下が心配になってきたという方に対して、「軽度認知障害」かどうかを確認する必要が出てきます。物忘れドックでは、まず公認心理師が MoCA-J という軽度認知障害かどうかを判定する心理検査を行い、もし軽度認知障害が疑われるならば、頭部 MRI 検査などさらなる精査を行うために物忘れ外来の受診を勧奨します。
抗アミロイドβ抗体脳ドックで軽度認知障害が疑われるなら、その後の精査を目的とした検査は保険診療で行われます。
料金
3,300円(公認心理師からの結果の説明込みです)
運転脳ドック
65歳以上、特に75歳以上の方は要チェック!
- ご高齢になっても安全に運転を続けたい方
- ご家族に運転免許を返納するよう勧められている方
- 運転免許の更新を控えており、自身の認知機能を事前に知りたい方
警察庁交通局が発表している統計によると、年齢層別の免許保有者10万人あたりの交通事故件数は、75歳を超えると急激に増加します。メディアでも高齢者の交通事故の報道をよく目にするようになりました。特にブレーキとアクセルの踏み間違えが増えることが知られています。
道路交通法では、自動車の運転に支障を及ぼすおそれがある一定の病気等として、脳・心臓疾患、統合失調症・持続性妄想性障害、てんかん、再発性の失神、無自覚性の低血糖、躁うつ病、重度の眠気を呈する睡眠障害、認知症、アルコール中毒(者)が列挙されています。特に認知症は重要であり、アルツハイマー型認知症、血管性認知症、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症と診断された場合には、免許の取消の対象となります。
そこで、まず認知症になっていないか、その前段階である軽度認知障害になっていないかを知ることは、高齢運転者にとって必要なことと考えられます。老年科医・脳神経内科医・脳神経外科医の診察を受けた後、公認心理師による認知機能検査、頭部MRI検査を行います。患者様の状況に応じて、診断書を発行します。
料金
29,600円
経済脳ドック
65歳以上、特に75歳以上の方は要チェック!
- ご高齢になり、銀行で自分の預金を自由におろせない経験をされた方
- 財産行為や遺言作成などを考えている方
山崎宏氏(第38回日本老年精神医学会・教育講演10・2023年10月14日)によると、高齢者は自分の預金を自由におろせないことがあるとのことです。都銀の標準ルール「一日 20万円まで」、信金は「一回&月額上限 20万円」以上を通帳から引き出そうとすると、使途と支払先について事情を聞かれ、子やかかりつけ医に確認するとのことです。
銀行は詐欺や悪徳商法から高齢者を守るために親切で行っていることではありますが、当の高齢者にとっては、厄介な話なのではないでしょうか。事前に、認知機能検査、脳画像検査を受けておき、「現在自分は認知症ではありません」という診断書があれば、高齢者の経済活動はスムーズになるのではないでしょうか。山崎宏氏は「ボケてま宣言」と表現し、その必要性を提案しています。
老年科医・脳神経内科医・脳神経外科医の診察を受けた後、公認心理師による認知機能検査、頭部MRI検査を行います。患者様の状況に応じて、診断書を発行します。
料金
29,600円
東振協脳検査
- 脳卒中の予防と脳及び脳血管疾患の危険因子の早期発見には、脳検査を行うことが有効とされています。
- 一般社団法人 東京都総合組合保健施設振興協会は、脳検査事業を健康保険組合と共同で実施しており、当院はその脳検査を受けられる医療機関となっております。
- 脳検査は受診したことがない方、また、日頃から心配をかかえている方はこの機会にご利用ください。
料金
- 当院の東振協脳検査の価格は22,000円となっています。
- 各健康保険組合の助成金を引いた費用を窓口でお支払いください。
検査の流れ
- ご予約(お電話で、ご予約ください)
- 脳ドックMRI検査問診票をご記入いただきます
- 着替え(金属類を全て外していただきます)
- MRI検査(撮影時間は20分程度になります)
- お会計(クレジットカードのご利用が可能です)
- 読影結果を、2週間程度で郵送いたします。
注意事項
次のような方は検査を受けられないことがあります。必ずスタッフに申し出てください。
- 心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方
- 人工内耳、人工中耳の方
- ステント挿入手術を2週間以内に受けられた方
- 古い人工心臓弁の手術を受けられている方 ※2
- 眼に微細な金属片が入っている(または入っていると疑わしい方)
- チタン製以外の脳動脈瘤クリップが入っている方 ※2
- 金属の義眼底の方 ※2
- 骨折によりボルト固定がされたままの方 ※2
- 躯幹全体に入墨のある方
※2 手術日時が古くカルテも保存されていない場合が多いために患者様ご自身でも材質がわからないケースが多く見受けられます。
当院では、2000年以前に施行された手術による人工物が体内にある場合には基本的にMRI検査はお勧めしないことにしております。但し、製造メーカー、手術をされた病院などがわかれば問い合わせて材質が確認できる場合もありますのでご相談ください。