症状が出にくい膵臓がんの早期発見を目指して
膵臓がんは、症状が現れるまで気付かないことが多く、進行すると治療が難しくなるがんです。日本人のがん全体の5年生存率が組64%に対し、膵臓がんは 経8.5% と非常に低く、早期発見が極めて重要です。進行したステージではさらに生存率が低下します。
膵臓ってどんな臓器?
膵臓はみぞおちの奥、胃の裏側にある大切な臓器です。
消化を助ける膵液の分泌や、血糖を調整するインスリンの生成など、体の健康を支える役割を果たしています。ただし、膵臓の位置や性質から、病気があっても初期に自覚症状が出にくいという特徴があります。特に膵がんは、自覚症状が現れる頃には進行していることが多いことが知られています。
がん死亡数の順位(2024年)
| 順位 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 1位 | 肺 | 大腸 |
| 2位 | 大腸 | 肺 |
| 3位 | 胃 | 膵臓 |
| 4位 | 膵臓 | 乳房 |
| 5位 | 肝臓 | 胃 |
※国立研究開発法人国立がん研究センター 全国がん登録罹患データより
膵がんが見つかりにくい理由と大切なこと
膵がんは、一般的に次のような理由で発見が遅れがちです。
- 症状が出にくい
- 初期のうちは痛みなどのサインが曖昧
- 健康診断では見つけづらいことがある
一方で、専門的な画像検査を受け、症状が現れる前に異常を捕えることで、将来のリスクを減らす可能性を高めることが期待されています。
※国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)
ふくろうクリニック自由が丘の膵臓がんドック
MRCP検査とは?
MRCP(Magnetic Resonance Cholangiopancreatography)は、MRIを用いて膵管(すいかん)・胆管・胆のうを詳しく描出する検査です。CTや腹部エコーだけでは見えにくい部分も、MRCPでは精度高く評価できます。
当院のドックの特長
- 身体への負担が少ないMRI検査(放射線被ばくなし)
- 膵臓がんの可能性を早期にチェック
- 当日・翌日の予約も可能(検査前の飲食制限あり)
安心のフォロー体制
もし精密検査が必要な所見があれば
- 定期的な経過観察のご案内
- 必要に応じて専門医療機関へのご紹介
など、検査後も安心して次のステップへ進める体制を整えています。
検査画像は放射線診断専門医の読影後、医師が丁寧に結果をご説明します。
こんな方におすすめ
- 40歳以上の方
- 膵臓がんの家族歴がある
- 慢性膵炎、糖尿病などリスクを持つ方
- 最近、原因不明の体重減少や腹痛がある方
- 最近健康診断で膵臓関連の数値が気になった
- 症状はないがリスクが気になる方
膵臓がんは初期に症状が出にくく、リスク因子を複数持つ方は定期的な検査の検討がおすすめです。
注意点と検査前の準備
- 検査前6時間は飲食禁止
- 内服薬は主治医の指示に従ってください
- 検査後は造影剤の排出を助けるため、十分な水分を摂取しましょう
※検査内容により制限・注意事項が異なることがあります。
費用について
後日説明 34,600円(税込み)
※結果を郵送のみでご希望の場合もお受けできます。
※料金は変更となる場合があります。詳しくはお問い合わせください。
ご予約
予約受付は、お電話でのみとなっております。
TEL:03-3701-3351
よくある質問
Q1. どのくらいの頻度で受診するのが理想ですか?
A. リスク因子(家族歴や持病など)がある方は、1年に1回の定期的な受診をお勧めしています。特に異常がない場合でも、加齢とともにリスクは高まるため、毎年の健康診断に併せて「すい臓がんドック」を追加することをご検討ください。
Q2. 一般的な健康診断の血液検査ですい臓がんはわかりますか?
A. 一般的な検診で行われる血液検査(アミラーゼや腫瘍マーカーなど)だけでは、早期のすい臓がんを見つけることは困難です。より確実に診断するためには、MRCPや超音波検査などの画像診断を組み合わせることが重要です。
Q3. 検査時間はどのくらいかかりますか?
A. 検査内容によりますが、受付から終了までおおよそ1時間程度です(MRI自体の撮影時間は20分程度)。お忙しい方でも半日かからずに受診いただけます。
Q4. 異常が見つかった場合はどうなりますか?
A. 万が一、精密検査が必要な所見が見つかった場合は、必要に応じて提携している高度医療機関や大学病院へのご紹介もスムーズに行いますのでご安心ください。
Q5. 検査の結果はいつわかりますか?
A. 画像診断の読影に時間を要するため、通常は1~2週間後の外来にて医師より詳しくご説明いたします。緊急を要する所見が見つかった場合は、速やかにご連絡を差し上げます。
早期発見が大切です
膵臓がんは早期に発見できれば治療の選択肢が広がり、生存率の改善にもつながります。
一部の専門機関の取り組みでは、無症状のうちにMRI検査を行うことで、これまで発見が難しかった初期段階の病変を捕えることが可能になってきています。
気になる症状や健康不安があれば、お気軽にご相談ください。