MVision healthと 海馬萎縮解析ソフトとの違い
脳ドックは、脳卒中や脳腫瘍といった脳の病気の発見、アルツハイマー型認知症の特徴である海馬の萎縮にフォーカスしたAI解析がありますが、ともに病気の早期発見を目的とする検査です。
脳は、加齢や生活習慣から症状がないまま徐々に健康状態が損なわれ、脳の萎縮や白質病変など将来の認知症や脳卒中のリスク因子を定量的に評価することが困難な状況でした。
MVision healthは、病気になる前の段階から脳の健康状態を網羅的に数値化し、リスクとなる要因(脳の萎縮や白質病変)のモニタリングが可能となりました。
脳ドックは「病気の発見」、MVision healthは「脳の健康状態の可視化」、両者を併せて検査することで、脳の健康状態をより立体的に把握できるとともに、ご自身の脳の『将来のリスク』に備えることができます。
「海馬萎縮AI解析」から「MVision health」への切り替えは、「病気を見つける検査」から「一生健康な脳を維持する」ためのアップデートになります。
ご自身の脳の加齢性変化と健康状態を知ることにより、認知症や脳卒中などの脳の疾患リスクを低減させるように、早期から対策を始めるきっかけづくりを支援します。
AI脳解析サービス一覧表
| 比較項目 | 海馬萎縮解析ソフト | MVision health |
|---|---|---|
| 主な解析対象 | 「海馬」 | 「脳全体」+「脳血管健康度」 |
| 検査の目的 | MRIで詳細な画像を追加撮影し、アルツハイマー型認知症の特徴である海馬の大きさをAI測定 | 脳ドックなどで撮影したMRI画像から、未病の段階から総合的に脳の健康状態をAI測定・可視化 |
| 測定項目 | 海馬の大きさ ・海馬体積測定 ・同年代比較 |
全脳の萎縮状態 ・脳全体の萎縮度 ・同年代比較 ・脳年齢 ・過去データとの比較 脳血管の健康度 ・白質病変体積測定 ・過去データとの比較 |
| 将来リスク | アルツハイマー型認知症 | 様々なタイプの認知症 脳梗塞 |
ストロングポイント
脳ドックで撮影した画像から、脳の二大健康指標である脳全体の萎縮度と血管の劣化から出現する白質病変体積をAI測定することにより、脳の健康状態を総合的にチェックできます。
1. 「点」ではなく「面」でのチェック
◎脳全体の萎縮度
- 認知症の大きな特徴である脳全体の萎縮の兆候を未病の段階から精密に捉えることができます。
- 3万件の日本人健常者の脳MRIデータから同年代比較ができ、ご自身の脳年齢を知ることができます。
- アルツハイマー型認知症だけではなく、様々なタイプの認知症の予兆を捉えることができます。
◎脳血管の健康度
- 脳血管のダメージに伴う脳梗塞や血管性認知症の兆候である白質病変体積の変化を未病の段階から微細な兆候を捉えることができます。
2. 「過去」~「現在」、更には「将来」の脳の健康リスクへの予防に役に立ちます。
過去に頭部MRI検査を受診された方は、過去データから脳の経年変化を観察することができます。
3. 「将来の大きなリスクを未然に防ぐためのアラート」から予防対策
◎MVision healthの最大の強みは「まだ病気ではないが、リスクが上がり始めている兆候」を捉えることにあります。
- 認知症リスクの早期把握:認知症を発症する15~20年前から始まるとされる脳の萎縮や、微細な血管の変化(白質病変)をAIがキャッチします。
- 生活習慣の見直しに直結:数値として結果が出るため、「運動を始めよう」「睡眠を改善しよう」といった予防行動の強い動機づけになります。
- 「異常なし」のその先へ:通常の脳ドックで「異常なし」と言われた方でも、自分の脳の「現在地」を知ることで、将来への備えができます。
4. 検査時の負担は変わらず、精度だけが向上
- 追加撮影が不要!脳ドックで撮影したMRI画像を使用するため、検査時間が延びることはありません。
- 過去に頭部MRI検査を受診された方は、過去データから脳の経年変化を観察することができます。
